第4回プリンテッドエレクトロニクスコンベンション(PEC Japan 2015)
2015年6月3日(水)
東6ホール I会場 無料
- 6月3日(水)
- 6月4日(木)
- 6月5日(金)
6月3日(水)
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基調講演
プリンテッドエレクトロニクスは実用化するのか?
牛島 洋史 氏
産業技術総合研究所 フレキシブルエレクトロニクス研究センター 副研究センター長
次世代の回路製造技術として期待されているプリンテッドエレクトロニクスだが、未だに実用化に至った例はない。プリンテッドエレクトロニクスの実用化のための障壁を越えるためには何が必要なのかを考えてみたい。
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大面積エレクトロニクスと先進スクリーン印刷技術
佐野 康 氏
(株)エスピーソリューション 代表取締役
PE製品の本命は、大面積エレクトロニクスである。適度な精細度とデバイスとしての大きさが必要となるインフラのモニタリング用センサーアレイや医療用のフレキシブルデバイス等が期待されている。製品は、スクリーン印刷で最適なサイズの基板を製造し、互いを接続する「タイリング技術」で大面積化する。先進スクリーン印刷は、高粘弾性の導電又は絶縁インクが安定して印刷でき、穴埋めや部品実装にも適用できるローコスト製造プロセスである。
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実用的高精細回路印刷の現状と次世代PE製品
田中 稔彦 氏
東洋インキSCホールディングス(株) グループテクノロジーセンター 事業開発部長
PEが注目されるなか、いまもタッチパネルが高精細印刷回路を牽引し30ミクロン回路が実用化されている。実用的PE製品の現状と今後の可能性を述べる。
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快適性評価技術を活用した商品開発
石丸 園子 氏
東洋紡(株) 総合研究所 コーポレート研究所 快適性工学センター 部長
快適性に優れる商品開発をするための快適性評価技術、および、その技術を活用した衣服、寝具、カーシートなどの商品開発事例を紹介する。また、現在、新たに取り組んでいるストレッチャブル導電性ペーストを使ったスマートウェアについても紹介する。
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3Dインクジェットプリンタによる三次元回路実装技術
藤田 政利 氏
富士機械製造(株) 開発センター 技術開発部 第2技術課
電子機器の小型化、薄型化の要求に従い、立体電子回路モジュールの製造手法の確立が望まれている。インクジェット印刷で回路形成と絶縁部造形をし、瞬時硬化、焼成を行うインライン型装置とそのプロセスを紹介する。
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3Dインクジェットプリンタによる三次元回路実装用デザインソフトウェア
山本 晃司 氏
(株)ワイ・ディ・シー DCM事業本部 戦略企画室 室長
電子機器をインクジェットとマウンタで3次元造形する画期的な手法3DMCM。
3DMCMの造形を可能とする設計・編集加工・出力専用ソフトウェアのユニークな機能を紹介します。
第4回プリンテッドエレクトロニクスコンベンション(PEC Japan 2015)
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