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第17回 JPCA賞(アワード)

この度、JPCA賞(アワード)選考委員会にて、厳正なる審査の上、第17回JPCA 賞(アワード)受賞企業が下記の通り決定しましたので、お知らせいたします。JPCA賞(アワード)は、参加企業の中から、応募のあった発表内容の『独創性(独自性・オリジナリティ)』、『産業界での発展性・将来性』、『信頼性』、『時世の適合性』を審査基準として、学術界、電子回路業界、専門誌編集者等有識者の方々で構成するJPCA 賞(アワード)選考委員会によって厳正な審議を行い、電子回路技術及び産業の進歩発展に顕著な製品・技術への表彰制度として2005年より実施しています。

JPCA賞【受賞者】

  • 新規樹脂を用いた高周波対応熱硬化型フィルム

    太陽インキ製造株式会社【小間番号:2B-43】

    既存の熱硬化型樹脂は加工性、信頼性は優れるが電気特性に限界があり、電気特性に優れる熱可塑性樹脂は加工性、信頼性に劣るという背反がある。
    我々はこの背反を解決すべく、“電気特性に優れた熱可塑性樹脂であるPPEをベースに変性し、新規な熱硬化型新規樹脂を合成する”こと、またそれを用いて”適正な配合を開発すること“によって、電気特性、加工性、信頼性に優れた高周波用対応熱硬化型フィルムを開発した。

    < 受賞理由 >
    熱可塑性樹脂を変性し新たな熱硬化型新規樹脂をフィルム化することで、ミリ波対応の層間絶縁膜としての活用が期待できる
  • DXを加速するIoT向け
    オープンイノベーション・プラットフォームLeafony

    大和無線電機株式会社/トリリオンノード研究会【小間番号:3B-04】

    Leafony(リーフォニー)は、一円玉大の「リーフ」と呼ばれる電子基板モジュールを組み合わせてIoT(Internet of Things)やCPS(Cyber-Physical Systems)向けのシステムを簡便に構築できるオープンイノベーション・プラットフォームです。このようなオープンプラットフォームによって、どなたでもIoTシステムやサービスの開発が可能となります。IoTやCPSなどのProof of Conceptを検証する効率が格段にアップできるため、省人化やネット化、自動化などのDXが加速され、ウィズコロナやアフターコロナの世代に向けた新しい電子産業の発展に寄与します。

    < 受賞理由 >
    DX を加速化させるツールとして、誰もが簡単に扱え、組み立てられ、新しいアプリを創造することが期待できる
  • 高伸張アクリル系エラストマーおよび伸縮性導電材料

    大阪有機化学工業株式会社【小間番号:3D-20】

    SDGsの取組みが進められる中で、UV硬化型アクリルモノマーは、硬化時に溶剤が不要であるため、VOC(Volatile Organic Compounds)の負荷を低減できる環境にやさしい材料である。当社では逸早く着目し、1970年代後半から、UV硬化型アクリルモノマーの開発・製造に着手し、現在は更なる環境負荷低減を進めている。このコア技術であるUV硬化技術をベースに、ウエアラブル・ロボティクス分野への参入を目指し、アクリル素材の特性を充分に生かした高柔軟、高伸張性エラストマーである「Suave」シリーズを設計・開発し、更に、伸縮性導電材料である「Suave-EL」シリーズへと展開を進めた。

    < 受賞理由 >
    伸縮性導電材料の登場により、感圧センサや拡大が見込まれるウエラブル回路基板への活用が期待できる

JPCA奨励賞【受賞者】

  • IH-EMSで基板実装の世界にパラダイムシフトを起こす

    株式会社ワンダーフューチャーコーポレーション【小間番号:1A-06】

    3社コラボレーションで実現する『IH-EMS』は、国内印刷インキ大手 サカタインクス㈱のインキ製造技術をベースとした印刷配線材料 で基板上に回路を構成し日本最大のEMSメーカーであるシークス㈱の量産技術、生産実績、ネットワーク にて㈱ワンダーフューチャーコーポレーション(WFC)の『IH(Induction Heating, 電磁誘導)リフロー技術』を使って 『ものづくり』を行います。
    お客様は『IHリフロー』技術導入の装置に対する初期投資、技術習得の時間に費用を費やすことなく、ワンストップで『IHリフロー技術』を用いた生産を手に入れる事が出来る、実装業界にパラダイムシフトが起こせる画期的なソリューションです。

    < 受賞理由 >
    電磁誘導リフローで金属部のみを加熱・はんだ付けすることにより、基板材料として低耐熱材の採用が期待される
  • 蛍光を利用した世界初の
    高出力レーザ用ビームプロファイラBPFシリーズ

    カナレ電気株式会社【小間番号:2B-30】

    ビームプロファイラは、レーザなどから出た光の空間的な強度分布を測定する、業界では欠くことのできない測定器ですが、近年の青色LDを始めとするレーザの高出力化により、現行のビームプロファイラでは大掛かりな減光光学系が必要になったり、あるいは測定自体が不可能な状況が多く発生するようになりました。そこで当社では3年前、これらの問題点を解消できる特殊な散乱のない蛍光板を用いた全く新しい方式(蛍光イメージング方式)のビームプロファイラBPF-L/Sシリーズの開発、実用化に世界で初めて成功いたしました。

    < 受賞理由 >
    小径ビア加工はレーザーが主になっており、出力光を直接測定できる測定器が登場したことにより精度が高い加工が期待される
ゴールドスポンサー
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JPCAめっき委員会
東亜無線電機株式会社
主催・共催団体
一般社団法人日本電子回路工業会
エレクトロニクス実装学会
電子デバイス産業新聞
電線新聞
JTBコミュニケーションデザイン
全国電子部品流通連合会
東京都電機卸商業協同組合
福井県e-テキスタイル製品開発研究会
光産業技術振興協会
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