2009/11/2 ウェブサイトを公開しました。

 技能検定とは、「働く人々の有する技能を一定の基準により検定し、国として証明する国家検定制度」です。
技能検定は、技能に対する社会一般の評価を高め、働く人々の技能と地位の向上を図ることを目的として、
職業能力開発促進法に基づき実施されています。

 技能検定は、国(厚生労働省)が定めた実施計画に基づいて、試験問題等の作成については中央職業能力
開発協会が試験の実施については各都道府県がそれぞれ行うこととされています。
 また、各都道府県の業務のうち、受検申請書の受付、試験実施等の業務は各都道府県職業能力開発協会が
行っています。

 プリント配線板製造は、設計作業と製造作業の2つに分かれており、受験申請時にどちらを受験するか選択します。試験は学科試験と実技試験から成り、試験内容は次の通りです。

【学科試験】
 特級   多肢択一法の50問(44問は共通問題、6問は設計と製造の選択問題) 試験時間2時間
 1〜2級 真誤法の問題 25問+多肢択一法 25問 試験時間1時間40分
 3級    真誤法の問題のみ30問 試験時間1時間
 
【実技試験問題】
 実技試験問題は設計作業と製造作業に分かれています。
@設計作業
 与えられた電気回路図、設計基準書に基づいて、両面プリント配線板のパターン設計を完成させる。
  1級    試験時間4時間15分
  2級    試験時間3時間30分
  3級    試験時間3時間30分

A製造作業
  与えられた製造条件に基づいて、スクリーン印刷法または写真法のいずれかの方法によって、プリント配線板を製造する。
  1級    試験時間3時間
  2級    試験時間3時間
  3級    試験時間1時間30分

特級は工程管理、作業管理、品質管理、原価管理、安全衛生管理、作業指導及び設備管理についてペーパーテストを行う。試験時間3時間


 なお過去3年間の受験者数、合格者数の推移はコチラから御確認いただけます。